本来は2001年に開催されるはずでしたが、諸般の事情で開催できず、2002年の開催でした。期待された読者の皆さまには申し訳ないのですが、残念ながら印象も資料もほとんど残っていない大会でした。
プログラムを紛失したので、この年の出演者は、マジック・タイムスの記事でご覧ください。
以下はMagic Timesの記事
MISSOURI: The Midwest Magic Jubilee takes place on Aug.
15-17 at the Airport Marriott Hotel in St. Louis. Traditionally this convention has attracted some of the best magicians in the business and this year's lineup is once again top-nothch.
Performers include: Gaeten Bloom, Kevin James, Mike Finney, Diamond Jim Tyler, John Carney, Dana Daniels, Sean Bogunia, John Mendoza, Bruce Block, Micheal Eaton, Tom Burgoon, Terry Richison, Steve Draun, Dan Fleshman, Dan Lornitis, Cherie Kay, Danny Cole, Jimmy Molinari, Steve Corbitt, Jason Baney, Rachel Wild & Tom Jones, Satoru Furukawa, Todd Lamanske, and some special guests.
若手のダニー・コールのステージ、ゲイタン・ブルームのレクチャー、さらにはゲストでないのに参加していたビル・マローンのクロースアップなどは印象に残っています。その他、ケビン・ジェームスやジョン・カーニーなども参加していましたが、過去の2回の大会に比べると、私には印象は少ない大会でした。
この年のジュビリーの印象が少ない理由は、ジュビリーの直前に参加したSAMの100周年の記念大会(NY)の印象が強かった事と、思い切ってBGMと手順を変えてチャレンジしたSAMのステージコンテストの結果が芳しくなかった事も影響していたように思います。
ジュビリー出演の手順をどうするかには悩みましたが、結局、この時のステージでは、SAMでのコンテストの新手順でなく、従来の手順とBGMに戻しました。その結果、観客の反応も良く、なんとか自信も取り戻せましたが、BGMの大事さを改めて痛感した次第です。ちなみに、学生時代の奇術研究会のコーチによれば、
「ステージマジックでは、1に服装、2に音楽、3が照明、4が顔、マジックの技術は5番目。4番目まで揃えば形になる・・・」(笑)
私のBGMは大学3年の時の学外発表会で使ったベンチャーズの曲で、今まで何度か別の曲に変えようとしてきたのですが、いつも失敗してベンチャーズに戻っています。コンテストやBGMの話は別の機会に書きたいと思います。
今回はちょっと写真が少なくて寂しいので、当時セントルイスのフォトスタジオで撮影した写真もアップしておきます。結構、重宝した写真で、これも私にとってはセントルイスの思い出です。
写真用のためのポーズではなく、実際のステージの手順に入れる予定で考えたものですが、残念ながら、ちょっと不安定なために未発表です。ちなみに今の私は、髪の毛の黒と白が反転してしまい、この写真は使えなくなってしましました(苦笑)。