オン・ザ・テーブル
第11回
ダウンズパーム
ルーティーン
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コインを人差し指と中指の先に垂直に保持します<写真1>。
次にその2本指を内側に曲げてコインを親指と人差し指の叉に
水平に付けて、親指と人差し指のベースでコインの向き合った縁を
しっかりと挟みます<写真2>。そして指を伸ばすと手は空に見えます<写真3>。
このパームは主にコインバニッシュやコインプロダクションに使います。
写真1
写真2
写真3
正しくは次のように行います。
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パフォーマーは体の左側を客の方へ向けて立ち、そしてコインを
<写真1>のように右手の人差し指と中指の間に保持して示します。
すぐに右手を下方へ下げて、それから上方へ上げるトスの動作をします。
この短い動きのカバーのもとに、コインを親指と人差し指のまたにパームします。
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以上の動作の時に、パフォーマーは存在しないコインの上方への軌道を目で追います。
コインは空中で消えたように見えます(手の平は客の方を向いていますが空に見えます)。
コインを取り出すには、手を伸ばして何か空中からコインをつかみ取る動作をしてから取り出します。
1枚のコインでこのテクニックをマスターしたら、次に4枚でチャレンジして下さい。
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つまり、4枚のコインを左手に示して、体の左側を客の方へ向けて立ちます。
右手で1枚目のコインを取り、すでに説明したようにトスバニッシュをして
ダウンズパームをします。
残りの3枚も同じ動作でバニッシュしていきますが、それぞれのコインは先にパームしたコインの下に入れてパームします。
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始めは少し難しいかも知れませんが、1枚のコインで十分に練習して、
それからコインを増やしていって、この動作をマスターして下さい。
次は手のバックに何もない事を見せてからコインを再び取り出します。
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それには、体を少し左に向けて、腕を体の前を横切って動かしますが、
その時に指を内側に曲げて人差し指と中指の指先を親指の指先にタッチします
(これは、コインが一瞬でも客に見えないようにする為です)。
次に指を伸ばして手の裏側に何も無い事を見せます。
この動作を逆に行い、手の平が空である事を見せてから
空中からコインを1枚ずつ取り出す動作を続けます。
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取り出したコインは左手で受け取っても構いませんが、左手にゴブレット(足付きグラス)を持って、その中へ落とした方が効果的です。
2枚目以後のコインを、親指の後ろにあるコインの下へ置きにいった時に
出る音が気になる場合は、使い古したコイン、例えば自由の女神像のコインを使用すれば、コインがお互いに擦れ合う時の不愉快な音は非常に小さく気になりません。
『The New Modern Coin Magic』by J.B.Bobo:
"The Downs Palm" P.3~4.
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Photo: study by CodyR