このシリーズの中では、考え方によって、この方法が一番、やり易いかもしれません。
両膝の上にAを2枚ずつ置いておくか、または、コートの左右のポケットに2枚ずつ入れておきます。
客にデックをシャッフルさせている間に、両手にAを2枚ずつパームします。
客にデックを二つにカットしてもらいます。
両手を両パケットに近付けて、それぞれの両エンドを上から握り、
両パケットを自分の方へ滑らせてきて、すくい取り、その下部サイドをテーブルに軽く打ち当てて、お互いのフェイスを向かい合わせて、両パケットを比較するかのように「だいたい同じですね」と言います。
このときの両手は、ワンハンド・トップ・パームの形になっています<写真1>。
次に、両手は、パケットをフェイスダウンで、テーブルへ、大きく、その間を約40cm位開けて戻しますが、その時に、両手は、
パフォーマーは、客に、それぞれのパケットを、その大きく開けた中にカットするように両手で指示します。
その時に両手のパームカードが見えないように注意します。
客のカットが終わると、4つのパケットの内、中の2組のトップにAがあります。
パフォーマーは、その両サイド、つまり、一番右と一番左のパケットを
客に、それぞれのトップカードをフェイスアップにターンするように言います。
全てAです。
マーローズマガジン Vol.5, p.253.