昔のファンカードは、私が好きだった任天堂も含めて全てブリッジサイズでした。最近はポーカーサイズのファンカードも見られるようになりましたが、基本的に違和感があり、あまりその対応については深く考えていませんでした。今回は、たまたまご縁があってマニピュレーションでの使い勝手のコメントを求められたので、少し真面目に触ってみました。
今回のカードを触ってみて、私の中での発見は2つです。まず一つは今までポーカーサイズのファンカードを持った瞬間にダメと感じた違和感の理由が判りました。私が愛用するカードが販売終了になっている状況なので、読者の皆様には全く意味がない事かも知れませんが、愛用のカードの巾は62㎜とポーカーサイズより1㎜短くなっています。即ち、ポーカーサイズではなかった訳で、これが今までポーカーサイズのファンカードを持った瞬間に感じた違和感の原因だったと判りました。
2つ目は、パームのフラッシュとその対策についてです。トップに黒バックのカードを使ってファンカードの色を目立たなくする事はできますが、パケットのサイドの白が目立ち、とてもそのままではマニピュレーションには使えません。
カードのサイドを黒マジックで塗るというのがマニアでの一般的な対策と思いますが、黒マジックでサイドを塗ったカードは、私にはどうしても違和感があります。
真っ黒ではなく、より自然な感じの塗り方はできないか、全体を自然な感じで濃くできないかと考えて探している中で、たまたま百均で見つけたのが、イラストレーションマーカーです。
一組だけ塗った比較を示しますが、サイドがかなり目立たなくなるのが判ります。また黒マジックと違って、透明感がある点が大きな違いです。また一般的なラインマーカーとの違いは、原色ではなく微妙な色が選べる事です。ファンカードでなく、通常のマニピュレーション用のカードの側面にも使えます。